血は立ったまま

先日、ゴウ様舞台「血は立ったまま眠っている」を観劇。舞台といえば、恥ずかしながらジャニっ子舞台しか見たことがないわたくしにとって、「蜷川×寺山」というものは、結構高いハードルでした。

本作は、前衛劇団<天井棧敷>を主宰、つねにそのジャンルを越えた「挑発行為」に生涯を燃やし続けたクロスオーバーの旗手であり、現在も尚、多方面に影響を与えている寺山修司が23歳の時分に初めて手掛けた戯曲である。「一本の木にも流れている血がある そこでは血は立ったまま眠っている」という自身の詩から生み出されたこの作品は安保闘争の時代背景を踏まえながらも、若者たちの憤りや葛藤が瑞々しく描かれた秀逸な青春劇である。孤独であるが故に兄弟のように身を寄せ合う若きテロリスト良(森田剛)と灰男(窪塚洋介)をはじめとする魅力的な登場人物の造形、スピーディーな物語展開と、時代を超え、アナーキーで猥雑な力を放つ。 この戯曲に、世界のニナガワと称されながらも常に?挑戦者?であり続ける蜷川幸雄が挑む!鮮烈で刺激的なキャストが集結―、疾走が始まる!!

全然予習しないで見たので、見ている最中は「???」で、「結論は、ゴウ様素敵!」ってことでゴウ様を見ることに集中させる。見終わった後に、一緒に見た友人から教えを請い、舞台に詳しい友人に教えを請いて、なんとなく「あーそーいうことだったんですか…」と思えるくらいという…。ま、ゴウ様素敵だったからいっかー。

舞台に、藤原竜也くんと大竹しのぶさんと生田斗真くんが見に来てました。ジャニっ子としては、斗真に食いつくべきなのでしょうが、大竹しのぶさんの、顔のちっこいこと!きゃしゃなこと!かわいかった!ということが、一番の衝撃でした。