眉山(その3)

どれだけ眉山好きなんだよ!と自覚しておりますが。

眉山 (幻冬舎文庫)

眉山 (幻冬舎文庫)

映画がツボに嵌ってDVDまで購入し、だからこそ映画の世界を壊したくないなと思って、原作には今まであえて手を出さなかったわけですが。寝る前に気分転換するのって、やっぱり活字なんだなと。しかも手軽に読める本。

ということで、原作を読んだら、また泣いた。映画は分かりやすい話の流れを創りつつ、そこにうまく原作のエピソードをはめて、阿波踊りを綺麗に、女優も綺麗に見せて、という感じでした。映画でよく分からなかった人物設定とか、エピソードに込められた意味とかが分かりやすくしてくれたという意味で、自分にとっては映画の解説本でした。

しかし、原作では娘の咲子は、芯は強いけど、気が強いって訳じゃないと思った。女優で言うと小雪ちゃんな感じ? でも、松嶋さんが演じると「気が強い」女子になってたのが、面白かった。


今、Mステ中。硝子の少年の「バス・ストップ」は、新宿西口の高速バス乗り場だそうな。松本センセがニューヨークのバスターミナルと重なって見えた。って!